昨年25周年記念を迎えたゲーム作品『トゥームレイダー』をご存知でしょうか?セガサターンをメインプラットフォームとして、1996年に発売された作品(もちろんプレイステーション版もありました)です。1996年といえば、プレイステーションをメインプラットフォームとした『バイオハザード』が発売された年でもあります。2作とも寿命の長い作品になりましたね。そこで今回は、懐かしのゲーム『トゥームレイダー』をゲーム・映画の両側面からご紹介します。
トゥームレイダー 映画シリーズ
ゲームを知らない方にとっては、トゥームレイダーは映画のイメージがあるかもしれません。現在までに、合計3作品が公開されています。どの作品もアクションが素晴らしく、楽しめる映画でした。
トゥームレイダー(2001)
2001年に公開された『トゥームレイダー』で、初代ララを演じたのはアンジェリーナ・ジョリーでした。この作品では、あの『007 カジノ・ロワイヤル』で6代目ジェームズ・ボンドを演じた、若かりし頃のダニエル・クレイグが出演していたり、アンジェリーナ・ジョリーの実の父であるジョン・ヴォイトとも共演していました。時間を支配できる光のトライアングルを手に入れるため、そして父親に会うために冒険へ出かけるストーリーでしたね。
トゥームレイダー 2(2003)
2003年公開の2作目『トゥームレイダー2』でも、主演はアンジェリーナ・ジョリーでした。恐るべき兵器となるパンドラの箱を追い求めるストーリーでしたね。
トゥームレイダー ファーストミッション(2018)
2018年公開の3作目は『トゥームレイダー ファーストミッション』。主演は、アリシア・ヴィキャンデルでした。ララが女子大生時代に、父の残したメッセージである暗号を解き、幻の秘宝を封印すべしという難題を解くストーリーでしたね。日本や卑弥呼が出てくるのですが、賛否が分かれるイメージになっていました。
トゥームレイダー ゲームシリーズ
ゲームの発売当時、女性が主役ということもあり、考古学者であり冒険家のララ・クロフトが「秘宝」を求めて、世界中を調査するというアクションアドベンチャーゲームは目立つ存在だったのを覚えています。今でこそ「女性の主人公」のアクションゲームが増えましたが、当時は同時期に発売されたサバイバルホラー『バイオハザード』のジルか『トゥームレイダー』のララかくらいで、珍しかったと思います。
最新版『トゥームレイダー ディフィニティブ サバイバー トリロジー』
ゲームの最新版は『トゥームレイダー ディフィニティブ サバイバー トリロジー』です。2021年にリリースされ、トゥームレイダー PS4がメインプラットフォームとなっています。
この作品は、輝かしい受賞歴を誇る『トゥームレイダー』シリーズのオリジンストーリーを集めたコンプリートエディション。前日譚の各タイトルである『トゥームレイダー ディフィニティブエディション』、『ライズ オブ ザ トゥームレイダー 20 Year Celebration』、および『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー ディフィニティブエディション』のコンテンツがすべて含まれます。探検家・ララをかたち作った世界の旅は、伝説の邪馬台国があるとされる、謎めいた孤島での奮闘を描いた『トゥームレイダー』に始まり、『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』では、不死の秘密を隠すシベリアの失われた都市へと導き、『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』でペルーの山岳地帯に隠された破壊の力の謎を解き明かす冒険で幕を閉じます。ダウンロード版のみでの販売でしたが、映像やアクション、手に汗握る探検ややりがいのあるパズル、生存を賭けた戦いなど、ララの運命をリアル体験できる作品となっています。
ちなみに、ゲームの主人公であるララ・クロフトは、2006年に「ビデオゲームのヒロインとして最も成功した人物」としてギネスに登録されています。日本のみならず、海外でも非常に人気が高いんですよ。
まとめ
『トゥームレイダー』のゲームと映画をざっくり紹介しましたが、この記事を書きながら映画とゲームをどちらも、もう一度はじめから楽しんでみたくなりました!トゥームレイダーは、背景を調べてから楽しむとまた一味違ったものになるかも知れませんね。