楽しい誕生会の後、ミサが突然誘拐されてしまった。
誘拐犯はミサの母親。
母親はミサともう一度暮らしたいと言う。
しかしミサはそれを拒むので、母親は取り乱し暴れるところからエピソード3は始まる。
サイドストーリー エピソード3
ミサの救出
ジンがミサの母親に腕を切られる。
ミサの母親を抑えているジンが、ナイフを拾い上げるようハルに言うが、体が固まって動かない..。
まずいこのままではもう一度母親に切られる。
そして、ジンの母親がさらに暴れようとするところで警察が来る。
ジンとハルは事前に警察に通報していたのだ。
そこで3人ともなんとか助かることができた。
本編のジンの腕の包帯はこの時の怪我を意味しているのだろう。
ジンとハルの喧嘩
物語は一件落着のように思えたが、事件が終わってからなんだかハルの様子がおかしい。
どうやらハルは、事件の時に恐怖で動けなくてナイフを取れなかったことを気にしているようだ。
「ジンはあんなに勇気を出して行動していたのに…。」
以前にガキの頃、ミサの母親に直談判しに行った時は二人とも怖じ気ついていた。
しかし今回、ジンは成長していた。
どうやらハルはそのことを根に持っているみたいだ。
そうして春の態度はどんどんよそよそしいものになっていく。
しびれを切らしたジンは単刀直入にハルに問う。
「強いジンにはわかるもんか!」と殴り合いの喧嘩になる。
些細なことかもしれないが、この気持ちは僕もわかる気がする。
こういった他人から見るとどうでもいいようなことも、本人にはかなり大きい問題だったりすることはよくある。
心の問題は特にそうだ。
見えないぶん、ダメージは大きい。
ジンがハルがメソメソしている理由を知る。
そこでジンがハルに打ち明ける。
「逆に俺はお前がすごいと思っていた。いつもみんなに笑顔を振りまくし、場を明るくしてくれるから」
そこでジンはハッとする。
「そんな風に思っていたなんて…」
友達であるほど、そいつのいい部分といのはなかなか伝える機会がない。
今更小っ恥ずかしい。
しかし褒める、いいところはいいと伝えるというのは、人間関係を円滑に進めていく上でかなり重要だと思う。
それは親しかったり、関係が長くなるほど、僕はそれを意識している。
たかだかゲームかもしれないが、いろいろ考えさせられる。
こういう友情モノが僕は大好きだ。
結果、ジンとハルは和解する。
高校生になり、ジンの体調に見られる変化
高校生になり、3人は同じ高校に進む。
何気ない会話シーンのなかでジンが咳き込むようになる。
白血病の兆しだ。
ここでエピソード3が終了する。
まだエピソード4があるということだ。
大変ありがたい。
続きに関しては随時更新していく。