【ペルソナ5ロイヤル】ひどいと言われる理由?良い点と悪い点を調査!

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【ペルソナ5ロイヤル】ひどいと言われる理由?良い点と悪い点を調査!

ペルソナシリーズの人気作品『ペルソナ5ロイヤル』について、ネット上では「ひどい」という声が散見されることをご存知でしょうか。

一方で、高い完成度を誇るJRPGとして多くのファンから愛されている作品でもあります。今回は、なぜこのような評価の分かれる状況が生まれているのか、実際のプレイヤーの声を参考に詳しく調査してみました。

目次

ペルソナ5ロイヤルが「ひどい」と言われる主な理由

まず、なぜ一部のプレイヤーから厳しい評価を受けているのか、具体的な理由を見ていきましょう。

リマスター版の追加要素と価格のバランス

最も多く指摘されているのが、リマスター版における追加要素と価格設定の問題です。

PS4版からPS5版へのアップグレードでは、フレームレートの向上やロード時間の短縮といった技術的改善は確認されているものの、新たなストーリーやキャラクターの大幅な追加はありませんでした。既にPS4版をプレイしたユーザーにとって、フルプライスでの再購入を検討する際に「コストパフォーマンスが悪い」と感じてしまうのも理解できます。

また、過去にDLCを購入していたプレイヤーへの救済措置が不十分だったことも、不満の声に。

無印版との差異が分かりにくい問題

ペルソナ5の無印版とロイヤル版の違いについても、多くのプレイヤーが戸惑いを感じています。

ロイヤル版では新キャラクターの追加や3学期のシナリオが用意されているものの、これらの要素は主にゲーム後半に集中しているため、序盤から中盤にかけては既視感が強くなってしまいます。特に、無印版を既にクリアしているプレイヤーにとっては、同じ展開を再度体験することに対してモチベを維持するのが難しい場合があります。

さらに、3学期の追加シナリオに到達するためには、特定のキャラクターとの関係値を一定以上に上げる必要があります。しかし、この条件がゲーム内で明確に説明されていないため、初見プレイでは気づかずに通常エンディングを迎えてしまうケースも多いのです。

ゲーム進行のテンポ

ペルソナ5ロイヤルは非常にボリュームのある作品で、クリアまでに100時間近くを要することも珍しくありません。

ストーリー重視の構成となっているため、会話シーンやイベントが多く含まれており、「早く戦闘や探索を楽しみたい」と考えるプレイヤーにとってはテンポが遅く感じられることがあります。また、日常パートでは時間管理やスケジュール調整が重要になるため、自由度の高さが逆にプレッシャーとなってしまう場合もあるでしょう。

こうした理由から、途中でプレイを中断してしまうプレイヤーも一定数存在しています。

プラットフォーム選択の迷い

現在、ペルソナ5ロイヤルは複数のプラットフォームでリリースされており、どれを選ぶべきか迷うプレイヤーも多くいます。

Nintendo Switch版では携帯モードでのプレイが可能で、場所を選ばずに楽しめるメリットがあります。一方、PlayStation版では安定したフレームレートと高画質でのプレイが期待できますが、携帯性はありません。

各プラットフォームの特徴を理解せずに購入した場合、期待していた体験ができずに不満を感じてしまうことも考えられます。

ペルソナ5ロイヤルの良い点について

ここまで厳しい評価について触れてきましたが、もちろん多くの魅力的な要素も存在しています。

洗練されたストーリーとキャラクター描写

ペルソナ5ロイヤルの最大の魅力は、やはり練り込まれたストーリーと魅力的なキャラクターたちです。

現代社会の問題を題材にしながらも、青春やファンタジー要素が巧みに組み合わされており、プレイヤーを物語の世界に引き込む力があります。各キャラクターの背景や成長過程も丁寧に描かれているため、感情移入しやすい作りとなっています。

コープシステムを通じて仲間たちとの絆を深めていく過程では、日常的な会話から重要な局面での支え合いまで、人間関係の多様な側面を体験できるでしょう。

スタイリッシュなUIデザインと演出

ゲームの見た目や操作感についても、高い評価を受けている要素の一つです。

メニュー画面からバトル演出まで、一貫してスタイリッシュなデザインが採用されており、プレイしているだけで気分が高揚するような仕上がりになっています。特に、ペルソナ召喚時の演出やショータイムアタックなどは、多くのプレイヤーに印象を残す要素となっているでしょう。

また、楽曲についても非常にクオリティが高く、シーンに応じた音楽がゲーム体験を大きく向上させています。

戦略性の高いバトルシステム

コマンド選択式のターン制バトルでありながら、弱点を突いたり、仲間と連携したりする戦略的な要素が豊富に用意されています。

ペルソナの合体システムも奥深く、自分好みの能力を持つペルソナを作成する楽しみがあります。難易度設定も幅広く用意されているため、初心者から上級者まで自分に合ったレベルでプレイできる点も評価されています。

どんな人におすすめできるのか

これらの特徴を踏まえて、ペルソナ5ロイヤルがどのようなプレイヤーに向いているかを整理してみましょう。

初めてプレイする人には強くおすすめ

ペルソナシリーズを未プレイの方や、無印版もロイヤル版も触れたことがない方には、間違いなくおすすめできる作品です。

DLCが含まれた完全版として楽しめますし、JRPGとしての完成度は非常に高いレベルにあります。時間をかけてじっくりとストーリーを楽しみたい方にとって、満足度の高い体験が得られるはずです。

既プレイ者は慎重に検討を

一方で、すでに無印版やPS4版のロイヤルをプレイしている方については、リマスター版の購入は慎重に判断した方が良いでしょう。

追加要素の量や内容、そして価格とのバランスを十分に検討した上で、本当に再プレイしたいかどうかを見極めることが大切です。携帯性を求めてSwitch版を検討している場合は、画質の違いなども考慮に入れる必要があります。

まとめ

ペルソナ5ロイヤルが「ひどい」と評価される背景には、主に既存プレイヤーと新規プレイヤーの期待値の違いが大きく影響していることが分かりました。

リマスター版における追加要素の少なさや価格設定、そして無印版との差異の分かりにくさなどが、特に既存ファンからの厳しい評価につながっているようです。また、ゲームのテンポやボリュームについても、プレイヤーの好みによって評価が大きく分かれる要素となっています。

しかし、ゲームそのものの完成度は非常に高く、ストーリー、キャラクター、演出、音楽など、多くの面で優れた作品であることは間違いありません。初めてプレイする方にとっては、間違いなく満足度の高いJRPGを体験できるでしょう。

購入を検討されている方は、自分のプレイ状況や求めている要素を整理した上で、慎重に判断することをおすすめします。特に既プレイの方については、追加要素の内容や価格とのバランスをよく検討してから決断するのが良いかもしれませんね。

この記事を書いた人

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