【ペルソナ】3・4・5どれが面白い?初心者向けは?それぞれの違いも

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【ペルソナ】3・4・5どれが面白い?初心者向けは?それぞれの違いも

ペルソナシリーズが気になっているけれど、3・4・5のどれを選べばいいか分からない。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

各作品は独立したストーリーになっているため、基本的にはどこからスタートしても大丈夫です。しかし、作品ごとに個性や魅力が大きく異なるため、自分の好みに合ったものを選ぶことでより深く楽しめるでしょう。

今回は、ペルソナ3 4 5どれが面白いのか、それぞれの特色や魅力、初心者が最初に選ぶべき作品について詳しくお伝えしていきます。

目次

ペルソナシリーズの基本を知っておこう

最初に、シリーズ全体の特徴について触れておきましょう。

ペルソナは、高校生活を送る主人公とその仲間たちが活躍するRPGです。昼は普通の学生として授業を受けたり友人と交流したりする「日常パート」、夜は異世界で「ペルソナ」という特殊能力を使って戦う「非日常パート」、この2つが交互に展開されます。

授業に出席したり、アルバイトをしたり、デートをしたり。リアルな学生生活を体験しながら、キャラクターの能力を高めていく仕組みが大きな魅力です。

アクションが苦手な方でも安心してください。ストーリーを重視した作りになっており、難易度設定も自由に変更できます。

初心者向けのおすすめ作品

迷っている方には、ペルソナ4ザ・ゴールデン(P4G)から始めることをおすすめします。

なぜペルソナ4が初心者向けなのか

P4Gが入門編として適している理由はいくつかあります。

まず、登場キャラクターたちの関係性が明るく温かいため、ゲームの世界に自然と馴染めます。物語の構成も最初から最後まで引き込まれる展開が続き、中だるみを感じる場面がほとんどありません。

発売から年月が経っている作品ですが、遊びやすさは十分確保されています。操作方法やメニュー画面も分かりやすく、ストレスなく進められるでしょう。

プレイ時間も初めての方にとってちょうど良い長さで、価格も2,000円程度と手を出しやすい設定です。

ペルソナ5から始めるのは避けた方がいい?

ペルソナ5 ロイヤルは、シリーズ最新作として圧倒的な完成度を誇ります。映像の美しさ、操作の快適さ、システムの洗練度、どれを取っても素晴らしい出来栄えです。

ただし、あまりにハイクオリティすぎるのが問題点。最初にP5Rを体験してしまうと、その後にP3やP4をプレイした際に「ちょっと物足りないな」と感じてしまう恐れがあります。

また、やり込み要素が豊富な分、ゲームボリュームがかなり大きめです。中盤あたりでやることの多さに疲れを感じる可能性もあるため、まずはP4Gでシンプルにペルソナの楽しさを知るのが良いでしょう。

ペルソナ3はハードルが高め?

ペルソナ3は、シリーズで最もシリアスな雰囲気を持った作品です。仲間同士の関係も時には緊張感があり、ダンジョン探索も比較的単調な印象を受けます。

特にゲーム序盤は展開がゆっくりで、慣れるまで少し根気が必要かもしれません。実際に序盤で一度挫折してしまったという体験談も耳にします。

物語が進んで中盤を過ぎると、できることが増えて面白さが加速します。そのため、シリーズの魅力をある程度理解してから挑戦する方が楽しめるはずです。

なお、2024年発売のリメイク版では、グラフィックや操作性が現代的に進化しています。オリジナル版とペルソナ3リロード 違いを比較すると、遊びやすさが格段に向上しているため、リメイク版であれば最初の選択肢に入れても良いという声もあります。

それぞれの作品が持つ独自の魅力

ペルソナ3 4 5どれが面白いかを判断するために、各タイトルの個性を掘り下げていきましょう。

ペルソナ3:心を揺さぶる感動のドラマ

圧倒的な感動を味わえる物語が最大の見どころです。

クライマックスからエンディングにかけての展開は、涙なしには見られない素晴らしさ。楽曲の使い方も絶妙で、何日も余韻に浸ってしまうほどの衝撃を受けるでしょう。

コミュニティイベントでも印象的なエピソードが数多く用意されており、年齢を重ねた今だからこそ響く内容もたくさんあります。

全体のトーンは重厚でシリアス。主人公たちは自分の意志ではなく、能力を持っているという理由だけで戦いに巻き込まれます。そんな状況下で葛藤しながら成長していく姿が、非常にリアルに描かれているのです。

ペルソナシリーズの基盤を築いた傑作といえるでしょう。

ペルソナ4:理想の青春がここにある

最高の青春体験ができるのがペルソナ4です。

プレイを終えた時、「こんな学生時代を過ごしたかった」という思いが込み上げてきます。「本当に素晴らしいゲームと出会えた」と、心の底から感謝したくなる作品です。

物語の舞台は、山梨県をベースにした田舎町「八十稲葉」。連続殺人事件の謎を追いながら、主人公と仲間たちの絆が深まっていきます。

噂話があっという間に広がっていく様子や、近所付き合いの距離感など、細部まで作り込まれています。何もない田舎でも、仲間と一緒なら楽しいという感覚が味わえるでしょう。

明るく前向きな仲間たちとの交流が、他の作品よりも多く描かれています。自分の弱さや隠したい気持ちと正面から向き合い、それを受け入れて前進するというテーマが心に響きます。

黄色をメインカラーにしたポップなデザイン、耳に残る軽快な音楽、計算された物語展開。どこを切り取っても素晴らしい作品です。

真のエンディングを迎えた後の喪失感は計り知れません。良い意味で、ずっと心に残り続ける体験になるはずです。

ペルソナ5:進化の極致を体感できる傑作

すべてが洗練されたスタイリッシュRPG、それがペルソナ5です。

赤と黒で統一されたクールなUI、作品世界と完璧にマッチした都会的な音楽、先が気になって仕方ない物語。あらゆる要素が高水準でまとまっています。

ダンジョンにアクション要素が加わって探索が楽しくなり、「バトンタッチ」という革新的なシステムで戦闘の戦略性も大幅にアップしました。ゲームとしての総合力は間違いなくシリーズトップクラスです。

舞台となる東京の再現度も見事。渋谷や新宿といった実在する街並みが細かく作り込まれており、駅構内も現実同様に複雑な構造になっています。本当に東京を歩いているような没入感が得られるでしょう。

P3やP4を経験してからP5に触れると、その進化の大きさに心から驚かされます。

各作品を多角的に比較してみる

どの作品もストーリーは高品質ですが、テイストがまったく異なります。

P3は涙を誘う感動系、P4は仲間との絆を描く青春系、P5はテンポよく展開するスタイリッシュ系。完全に好みで選んで問題ありません。

音楽のクオリティ

全作品、世界観にマッチしたオシャレな楽曲が揃っています。

P3はクールでさわやか、P4は明るくポップ、P5は洗練された都会的サウンド。どれもゲームへの没入感を何倍にも高めてくれる名曲ばかりです。

難易度のバランス

いずれの作品も、プレイ中に難易度を自由に調整できます。

デフォルト設定では、適度に頭を使わないとゲームオーバーになる程度の難しさ。でも行き詰まることはほとんどないバランスです。

ストーリーをメインで楽しみたい方は、難易度を下げれば快適に進められます。

ダンジョンと戦闘システム

この点ではP5が頭一つ抜けています。

P3とP4は構造が似通っており、ダンジョンは比較的単調です。アクション部分も判定がシビアで、お世辞にも遊びやすいとは言えません。

一方P5では、アクションや謎解き要素が豊富に盛り込まれています。ダンジョンごとに景色が変わるため、探索自体が楽しい体験になるでしょう。戦闘も「バトンタッチ」システムによってパズル的な面白さが加わり、単調作業になりません。

最後に

ペルソナ3 4 5どれが面白いかは、正直なところ個人の好みによって変わってきます。ただし、ペルソナシリーズは、どの作品からスタートしても十分に楽しめる完成度を持っています。

初めての方にはペルソナ4ザ・ゴールデンを推奨しますが、映像美や快適な操作性を求めるならペルソナ5 ロイヤル、感動的な物語を体験したいならペルソナ3のリメイク版も素晴らしい選択です。

作品間でストーリーの繋がりはありませんから、キャラクターデザインや雰囲気の好みで決めても全く問題ありません。

どれを選んでも後悔しない素晴らしい作品ばかりです。気になったものから気軽に手に取ってみてください。きっと忘れられないゲーム体験が待っていますよ。

この記事を書いた人

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