【ALTER EGO 本の紹介】全種類の概要とあらすじを探求せよ!-オルターエゴ-

ALTER EGOをプレイしていて、探求に出てくる”本”が気になった人は多いと思う。

僕もその一人だ。

 

作者がチョイスしたこれらの本を読むことで、さらにALTER EGOを理解できそうな気がする。

今回はALTER EGOに登場する本の概要を簡単に紹介する。

 

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目次

ALTER EGO 探求(本)

人間失格

まずは人間失格だ。

タイトルだけでもかなり有名な作品。

でも実際読んだことのある人は、少ないのではないだろうか。

 

主人公は全てのことに対してまじめに考える性格。

小さい頃から、周りの人たちの行動が理解できず、怖くて仕方なかった。

「絶対に何か企んでいる。」そう思わずにいられなった。

主人公が生き延びるためにとった行動は「お道化る」

つまりピエロのようにその場を楽しくごまかして生きるということだ。

 

こんな経験は誰しもがあると思う。

世の中がよくわからないけれど、みんな笑っているから、これはこれでいい。

 

そんな違和感を抱えながら生きている人は一瞬で引き込まれる物語だ。

小説が苦手という方は漫画版もある。

 

デミアン

話は、ジンクレールの幼年時代の回想から始まり、善と悪とは何なのだろうかという作者の子ども時代の疑問が出てきます。

学校に入学したジンクレールの前に、不思議な同級生デーミアンが現れ、ジンクレールを別の同級生の暴力から守ってくれたり、「意志の力」で人間は他者を動かすことができるというような話や、キリスト教では認めていない、「カイン」に関する秘教的・異端的な考えを紹介します。

ジンクレールは、キリスト教社会での常識的な考え方に疑問が起こり、ここに子ども時代からあった疑問に加えて、様々な宗教的問題や社会的問題、世界の存在意味や、人間の生きる意味などについての疑問や葛藤が起こります。

デーミアンとはいったん別れるのですが、後に、彼はデーミアンに再会します。デーミアンは、世界は大戦争を迎えようとしている、文明が大きな変化を迎えようとしているというような話をし、実際に、第一次世界大戦が起こるわけです。

デーミアンの母を紹介されたジンクレールは、不思議な感動というか体験を持ちます。

世界が変化しつつある、自分自身も変化しつつある。世界や自分はどこに行こうとしているのか? ジンクレールは戦争に従軍し、負傷します。負傷兵として、野戦病院で横たわっていると、そこにデーミアンが現れ、メッセージを語ります。しかし、翌日になると、デーミアンはすでにいない。ここから、未来はどこに進んで行くのか。ジンクレールは自問し、小説はここで終わりとなります。

主人公のジンクレールは善と悪を知り、光と闇、秩序と混沌、創造と破壊を知る。

生きるということは「心の痛みに耐えていきていく」ということだと考えさせられる作品だ。

 

山月記

(キンドル版は無料)

高校の国語で習ったのを覚えているだろうか。

 

自分の能力は高いと驕り高ぶった李微は、周りを見下し、孤立し、自分の心の闇に飲まれていった。

「尊大な羞恥心」と、「臆病な自尊心」によって バケモノ(虎)になってしまう。

 

「俺はすごいんだ」と周りを見下すのはいいが、「傷つきたくない」という気持ちで挑戦しない、恥をかくことをしないというのもどうなのだろうか。

僕も調子に乗った時は、山月記のことを思い出すようにしている。

 

変身

これはお父さんとお母さんを殺しちゃうわ、そうですとも。

朝、目をさますと巨大な虫に変っている自分を発見した男―― グレーゴル・ザムザ。第一次大戦後のドイツの精神的危機を投影した世紀の傑作。

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか……。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。

 

自らを理解してくれる他者を持っている私は幸運に恵まれているのだと実感した。

もしも、自分がある日とつぜん異形の姿に変わってしまったら、周囲の人々はどのような反応を見せるだろうか。

恐ろしい想像である。

 

狭き門

人はなぜ狭き門を望むのか。

ジェロームは、2歳年上の従姉であるアリサに恋心を抱く。

アリサもまたジェロームを愛しているが、結婚をためらう。

神の国に憧れを持つ彼女は、最終的に地上での幸福を放棄し、ジェロームとの結婚をあきらめ、ついには命を落とす。

この作品において、アリサの自己犠牲の精神は美しく描かれている。

しかしジッドはこの作品を通して、アリサのような自己犠牲に対する批判を行うのあった。

 

はつ恋

1833年夏。
16歳の少年ウラジーミル・ペトローヴィチは、
モスクワ市内の別荘で両親とともに暮らしていた。
ある日、隣にザセキーナ公爵夫人一家が引っ越してくる。
その日の夕方、ウラジーミルは垣根越しに見た公爵令嬢ジナイーダに一目惚れする。
ジナイーダへの想いは日々募るばかりだが、
ある時、ウラジーミルはジナイーダが自分とは別の男性に恋に落ちたことに気付く。
その男性とは、・・・・・

年上の令嬢ジナイーダに生れて初めての恋をした
16歳のウラジミール深い憂愁を漂わせて語られる、
青春時代の甘美な恋の追憶。

 

主人公ウラジーミルが恋した女性、ジナイーダ。
この女が、こいつのどこがいいんだ、というくらいの高慢ちき。
いいところといったら、顔ぐらいしかなく、
性格は悪いわ、いじわるだわ、えらそうだわ、男を手玉にとるわ。

 

でも、それが恋。

好きになってしまったものが仕方がないのである。

 

草木塔

(キンドル版は無料)

 

以降随時更新予定!

 

坑夫

 

地下室の手記

 

シーシュポスの神話

 

フランケンシュタイン

(キンドル版は無料)

 

不思議の国のアリス

 

星の王子さま

 

ポー詩集

 

ドグラ・マグラ

 

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